アイシングクッキーとは?
最近、SNSなどでよく見かけるようになったアイシングクッキー。
お誕生日の贈り物としても喜ばれますし、何よりも見た目がかわいいですよね!
このように、クッキーの上ににクリームでイラストを描いたものがアイシングクッキーです。
一見、作るのが難しく見えるアイシングクッキー。
実は、デザインにこだわらなければ少ない材料でお手軽に作ることができるんです!
工程はこんな感じです。
- 土台のクッキーを作る。
- アイシングクリームを作る
- アイシングクリームの固さ調節及び色付け
- デコレーション
- 乾燥
今回は、私がアイシングクッキーを作る際、いつも参考にさせて頂いている“まんなたぬきさん”のアイシングクッキーの作り方をご紹介します。
順番に解説をしますので、是非参考にしてみて下さい!
クッキーの作り方
材料
- 薄力粉…400g
- マーガリン…160g
- きび砂糖…110g
- たまご…1個
土台となるクッキーの材料は、意外にもこの4つのみ。
このレシピで作ると5cm角くらいのクッキーだと40~50枚くらいは作れると思います。
手順は次の通りです。
クッキー作りの手順
【下準備】
・たまごをほぐしておく
※ハンドミキサーは全て高速
- マーガリンを大きめのボウルに入れてハンドミキサーで2分間混ぜる。
- きび砂糖を加えてハンドミキサーで3分間混ぜる。
- たまごを加えてハンドミキサーで4分間混ぜる。
- 薄力粉を一気に加えてゴムベラで切るように混ぜる。
- 粉っぽさがなくなるまで手でこねる。
- ひとまとめになったら、小分け(4~5等分)にしてラップで包んで麺棒で平べったくする。
すぐに使う場合は1時間ほど冷蔵庫で寝かせる。
すぐに使わない分は冷凍庫に入れる。(2~3か月程は使える)
ここまでが土台のクッキーの作り方です。
このレシピで作ると、アイシングクリームを乗せても甘くなりすぎず、とても美味しくいただけます!
また、そのままでも優しい味で美味しいです(*^^*)
バターではなくマーガリンを使うレシピなので、リーズナブルなことも嬉しい点です。
基本のアイシングクリームの作り方
材料
- 粉糖(コンスターチ、粉末水飴が入っていないもの)…200g
- 乾燥卵白…9g
- 水…28g
基本のアイシングクリーム作りに必要な材料はこの3つのみ!
乾燥卵白はあまりスーパーには置いていないですが、通販で買うことができます。
手順は次の通りです。
作り方
- 材料をすべてボウルに入れて、ゆっくり混ぜる(粉が飛びやすい)
- ある程度混ざったら、ハンドミキサーの高速で4分間混ぜる。
- 生地をゴムベラでタッパーなどに移し替える。
濡らして固く絞ったキッチンペーパーを上に乗せてふたをする。
これで基本のアイシングクリームは完成です!
意外に簡単ですよね(*^^*)
このクリームに色を付けたり、固さを調節したりして、クッキーの上にデコレーションすることで可愛いアイシングクッキーが完成します!
次に、デコレーションに必要なアイテムをご紹介します。
必要なアイテム
可愛いアイシングクッキーを作るためには、揃えなければならないものがありますのでご紹介します。
- まな板シート
- OPPシート
- パレットナイフ
- ふきん
- アイシングカラー
まな板シート
100円ショップのもので十分です。
アイシングクリームを練ったり、色付けする時に使います。
OPPシート
アイシングクリームを詰めるためのコルネ(絞り袋)を作ります。
すでに袋状になっているものが100円ショップに置いていますが、使いづらいのでお勧めできません。
コルネの作り方はこちらをご参照ください。
コルネはたくさん使うので、時間のある時にたくさん作っておくことをおすすめします!
パレットナイフ
アイシングクリームを練ったり、色付けするときに使います。
ふきん
清潔なものならなんでも構いません。
色付けするにあたり、色が移ったりするため汚れてもいいものをお使いください。
アイシングカラー
可愛いアイシングクッキーを作るのに欠かせないのが、このアイシングカラーです。
セットになっている物もありますので、迷ったらそちらを選んで下さい。
ご紹介した物を多く含むアイシングクッキー初心者セットのようなものがあります(*^^*)
ただ、こちらに入っているOPPシートは自分で半分に切って使わなければならないのでその点が手間です。
デコレーション
アイシングクッキーを作るうえで重要になってくるのがアイシングクリームの固さです。
クリームの固さによって役割が変わってきます。
まんなたぬきさんがまとめて下さっている表が分かりやすいので、ご紹介します。
アイシングクリームの固さ調節
この固さの調節が仕上がりを左右する、と言っても過言じゃないくらい大事です!
用途に合わない固さだとデコレーションしてクリームが乾いたときに表面がヒビ割れたり、陥没したりすることがあります。。
アイシングクリームの色付け
アイシングカラーでクリームに色付けします。
使いたい分(縁取り分と塗りつぶし分)のアイシングクリームをまな板シートの上に乗せ、パレットナイフで練ってツヤを出します。
アイシングクリームが整ったらアイシングカラーで色付けします。
使いたい色になったらアイシングクリームをコルネに詰めますが、縁取り用を先に詰めて、残りの分に少し水を足して固さの調整をするといいと思います。
色付けしたクリームは、デコレーションして乾くと色が少し濃くなるので気持ち薄めに作ると仕上がりがいい感じになります。
必要な色のアイシングクリームが揃ったら、あとはクッキーにデコレーションするだけです。
基本的にはクッキーの形に合わせて縁取りをし、中を塗りつぶすという感じでやっていきます。
塗りつぶす際は端から少しずつ、ムラが出ないようにペン先でクリームを整えながら塗っていきます。
クッキーの表面に文字や模様を入れたい場合は表面が乾いてから描き足します。
デコレーションが全て終わったら乾かして完成!
……ですが、アイシングクリームが中まで完全に乾くには半日~1日かかります。。
せっかく頑張って作ったアイシングクッキーが乾燥不足で崩れてしまったら悲しいですよね。。
私は趣味でアイシングクッキー作りを楽しんでいるのでまだ使ったことがないのですが、フードドライヤーを使うと乾燥が時短でできるようです。
他には、乾燥材を入れた密閉容器にアイシングクッキーを入れる事でも少し時短になります。
まとめ
今回はアイシングクッキーの作り方についてご紹介しました。
アイシングクッキーの工程を振り返ってみましょう。
- 土台のクッキーを作る。
- アイシングクリームを作る
- アイシングクリームの固さ調節及び色付け
- デコレーション
- 乾燥
一見難しく見えるアイシングクッキーですが、シンプルなデザインのものならそこまで難易度は高くないと思います。
是非チャレンジしてみて下さいね(*^^*)
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